1. 無料アクセス解析

Little Miss One-way

思いつくままに恋愛小説をつづります。 大学生同士のちょっと変わった恋愛を書いた 「いびつなハート」連載中です。

--/--/--

Ads by Google

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ぽちっとお願いします。励みになります!
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ オンライン小説/ネット小説検索・ランキング-HONなび

2008/10/29

いびつなハート 19 クリスマス

 家に帰り、時計を見ると十一時を超えていた。簡単にコンビニのおにぎりで夜食をとり、炬燵に入りテレビを見ていると眠たくなった。
 ベッドに入ろうと炬燵の上の携帯電話をとり移動する。そのとき携帯のお知らせランプが点滅しているのにはじめて気づいた。清水谷くんからメールが入っていた。
「あしたたのしみにしてる」
 短い一文だった。拍子抜けしつつ、なんて返そうかちょっと考え、メールを打つ。
「わたしも! あしたね」
 こっちも気負わず簡単な文章で返すと、明日が本当に楽しみになってきて、冷たいベッドに滑り込み、いつの間にか眠っていた。
 
 翌日。準備ができてベッドに座っていると、ピンポン、とチャイムの音がした。あわてて玄関に走る。扉を開けると実花が立っていた。ピンク色のやわらかそうなモヘアのコートがよく似合っている。
「おはよう。二人とも車で待ってるからいこ」
「おはよう。車でいくんだ? あの木下の?」
「そう。あのぼろでいきます。でもPランドだから一時間ぐらいの辛抱だよ」
 木下の車はかなりぼろくってがたがたで乗り心地が悪い。どうしても楽器を乗せて運びたくて、お金がないのに無理やり買ったかららしい。
 車に着くと運転席に木下、後ろの席に清水谷くんが乗っていた。実花は助手席に乗り込み、私も後ろの席に乗り込む。
「おはよう」
 木下と清水谷くんに挨拶する。木下はおう、と無愛想に返事をして、清水谷くんはちょっと照れたような顔をしながらにこっと微笑んで会釈をした。二人とも車の中なのに帽子をかぶっている。木下はもこもこした灰色のニット帽、清水谷くんは黒の皮のような生地のハットだ。
「そんじゃ、いくか」
 木下はそう言うと車を発進させた。相変わらずがたがたと上下振動が激しい車だ。
「Pランドか。初めていくかも」
 と私がつぶやくと木下と清水谷くんが俺も、と口々に言った。
「そっか、行ったことあるの私だけか。クリスマスはイルミネーションがついてて綺麗だよ」
「じゃあ、言いだしっぺだし、実花案内しろよ。任せた」
「任せといて」
 そんなこんなで行きの道中は、木下と実花のやりとりに四人で声をあげて笑い、盛り上がりながらPランドに向かった。

20へ
ぽちっとお願いします。励みになります!
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ オンライン小説/ネット小説検索・ランキング-HONなび

≪ いびつなハート 18 飴と湖ホームいびつなハート20 クリスマス2 ≫

Comment

コメントの投稿

 
管理人にのみ表示する
 

Track Back

TB URL

Home

 

MENU

迷子になった時はこちら

プロフィール

かあこ

Author:かあこ

ご連絡はメールフォームへ

自分の修行用にお絵かき掲示板作成してみました
お気軽にどうぞ 
落書き広場 お気軽に
管理画面

最近の記事

カテゴリー

最近のコメント

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター

ブログでレベルアップ


blog-lvup.com

アンケート

お問い合わせなどもこちらからどうぞ 各項目空欄でも送信できます

リンク

このブログはリンクフリー(報告不要)です。

RSSフィード

Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ